「呼吸器の取り外し」と「経管栄養の中止」

ー 米国の延命治療中止裁判に学ぶ ー




 演者は日本の現状は35年前の米国と似ていると言っている。日本は遅れているのか? 日本の方が命を大切にしているのか?
   この2つの裁判では本人の意思を尊重し死ぬことを認めた。現実は、病気の患者さんに現在の考えを聞くことはできず、家族にもいろいろの考えがあり、病状もひとりひとり異なりので、延命治療の中止を認める・認めないの境界を決めることは難しい。安易な安楽死・自殺を認めることにつながらないか心配である。