No.75:「皆行山歩」(皆デ行コウ山歩キ)〜"みんなで山へ"[1分55秒]
[編曲:山本公雄/演奏:Ham&Eggsバンド] (2002.12.12)

みんなで山へ

北栄の画家 郭煕(き)は「山水訓」で、山の四季を次のように記しています。
     春  山笑う      花などが咲き乱れる山
     夏  山滴る(したたる)みずみずしい山
     秋  山粧う(よそおう)紅葉に彩られた山
     冬  山眠る      静寂に包まれた山
 これらの言葉は最新の広辞苑にも収録され、季語にもなっています。
歌詞にこの4つの言葉をとりいれてみました。



        みんなで山へ
                作詞・作曲  山本公雄


 1  みんなで行こう 春の山へ
    お日様にこにこ 笑ってる
    そよ吹く風に 白樺芽生え
    スミレも微笑む 森の小道

    (ララ・ラン・ララ ラン・ラン・ラン)

 2  みんなで行こう 夏の山へ
    歌声楽しく こだまする
    緑滴(したた)る 森を越えて
    目指すは遥かな 残雪の峰

    (ララ・ラン・ララ ラン・ラン・ラン)

 3  みんなで行こう 秋の山へ
    もみじがあかあか 燃えている
    負けずに色づく 黄色い銀杏(いちょう)
    粧(よそお)い鮮(あざ)やか 山の谷よ

    (ララ・ラン・ララ ラン・ラン・ラン)

 4  みんなで行こう 冬の山へ
    静かに眠るよ 森の木々
    あたり一面 白き世界
    まぶしく輝く 新雪の尾根

    (ララ・ラン・ララ ラン・ラン・ラン)