北栄の画家 郭煕(き)は「山水訓」で、山の四季を次のように記しています。 春 山笑う 花などが咲き乱れる山 夏 山滴る(したたる)みずみずしい山 秋 山粧う(よそおう)紅葉に彩られた山 冬 山眠る 静寂に包まれた山 これらの言葉は最新の広辞苑にも収録され、季語にもなっています。 歌詞にこの4つの言葉をとりいれてみました。 |
みんなで山へ 作詞・作曲 山本公雄 |
1 みんなで行こう 春の山へ お日様にこにこ 笑ってる そよ吹く風に 白樺芽生え スミレも微笑む 森の小道 (ララ・ラン・ララ ラン・ラン・ラン) 2 みんなで行こう 夏の山へ 歌声楽しく こだまする 緑滴(したた)る 森を越えて 目指すは遥かな 残雪の峰 (ララ・ラン・ララ ラン・ラン・ラン) 3 みんなで行こう 秋の山へ もみじがあかあか 燃えている 負けずに色づく 黄色い銀杏(いちょう) 粧(よそお)い鮮(あざ)やか 山の谷よ (ララ・ラン・ララ ラン・ラン・ラン) 4 みんなで行こう 冬の山へ 静かに眠るよ 森の木々 あたり一面 白き世界 まぶしく輝く 新雪の尾根 (ララ・ラン・ララ ラン・ラン・ラン) |