No.19:「薄雪草歌」(薄雪草ノ歌)〜"エ−デルワイスの歌"[2:07]
   [編曲:前島哲夫/演奏:ポップス同好会]

♪雪は消えねど 春は来ざしぬ♪、名曲です。
原曲は変イ長調で書かれていますが、ここでは半音下げ
ト長調で3部に分けて演奏します。
第1部は原曲通り、3/4拍子16小節+4/4拍子4小節。
第2部は2/4拍子のマ−チです。どんな曲でも、器用に2拍子で
歌いこなすと言うK子さんが、ヒントです。
第3部はデイスコ風エイト・ビ−トです。
法政大学山岳部に叱られるかな。


       エ−デルワイスの歌
                法政大学山岳部歌
                  作詞:神保信雄
                  作曲:不  詳

  (春) 雪は消えねど 春はきざしぬ
     風はなごみて 日は暖かし
     氷河のほとりを 滑りて行けば
     岩陰に咲く アルペンブルーメ
     紫匂う都を後に
     山に憧れ 若人の群れ

  (夏) エーデルワイスの花 ほほ笑みて
     鋭き岩角 金色(コンジキ)に照り
     山は目覚めぬ 夏の朝風
     乱雲おさまり 夕空晴れぬ
     命のザイルに 我が身をたくし
     思わず仰ぐ アルペングリューエン

  (秋) 星影さやかに 空澄み渡り
     葉ずえの露に 秋立ちそめぬ
     女神のごとき 白樺の森
     金と銀とに 装いこらし
     紅(クレナイ)燃ゆる 山より山へ
     行方も知らず さすらい行かん

  (冬) 吹雪は叫び たそがれ迫り
     求むる小屋の 在処(アリカ)も知れず
     ああこの雪山 ちょうぢょうとして
     シーロイファの 行く手を閉ざす
     ああこの雪原 寂漠(ジャクバク)として
     寒月鋭く シュプール照らす

 (結び) ああ玲瓏(レイロウ)の 雪の高嶺に
     心静かに 頂に立ち
     尊き山の 教えを受けん
     身も魂も けがれは消えて
     永久(トワ)に輝く 白光(ビャッコウ)のうちに
     清き幸をば 求め得るらん