No.84:"岩尾別旅情" 

 演奏 
 歌声 

 

岩尾別旅情

 この歌は「知床旅情」とともに知床を歌う有名な曲です。 岩尾別は日本百名山・羅臼岳の登山口です。
 この歌は岩尾別ユースホステルで生まれたとのことですが、 私が羅臼岳に登ったときにはもうなく、「地の涯(はて)」というホテルを利用しましたが、このホテルも趣がありました。 露天風呂もなかなか良かったです。
 


       岩尾別旅情
                
              作詞・作曲 さとう宗幸


 1.北の果て知床の 吹く風は冷たく 
   波荒いオホーツクに 白い鴎はあそぶ

   丘の上に咲く一輪の エゾニューの花に寄れば
   あかね色の空に光る 小さな星ひとつ

 2.友と語る知床の 岩尾別の宿よ
   静かに雨降る夜の 思い出はもう消えぬ

   ランプを見つめ彼の友と 旅の情け歌えば
   暗い夜の谷間へそっと 美(うるわ)しく流れゆく

 3.別れてゆく知床の 霧にけむる道で
   手を振る君の姿は 花のかげに消えた

   いつの日かまた会えると 笑顔で別れてきた
   君の声が今も聞こえる その日までさようなら

   君の声が今も聞こえる その日までさようなら