ニトヌプリ(1083m)


 ニセコ・岩内線登山口 ー ニトヌプリ  



平成22年 10月11日(晴れ)  山本公雄・洋子

 登山口(11:35)―(12:25)山頂(13:25)―(14:00)登山口 
  登り 0:50  下り 0:35 全行程 2:25

 紅葉のニセコを目指す。快晴が期待される。羊蹄山が聳える。真狩方面から見ると少し左右対称でない。


( 真狩方面から見る羊蹄山)

 ニセコ・岩内線の登山口に着く。駐車場はチセヌプリの登山口にある。ニトヌプリの登山口は道路を挟んで向かいにある。チセヌプリもニトヌプリも湧き上がる雲に隠れて見えない。登っても山頂はガスの中で展望はないだろう。日本海(岩内)から吹き付ける風の上昇気流で雲が発生しているのだ。

  
( 雲の中のチセヌプリと駐車場)    ( ニトヌプリの登山道・・山頂部は雲の中 )

 ニセコのその他の山は晴れている。迷ったが折角来たのだから登山開始。登山道は岩がごろごろして悪路だ。

  
( 登山口の標識 )    ( 登山道は悪路 )

 山頂に着く。やっぱりガスで何も見えない。寒い。とりあえず記念撮影。

  
( ガスで展望はきかない )    ( ガスの中の記念撮影 )

 昼食を食べる。それでもガスは晴れない。寒いからあきらめて下山しようとするが、洋子がもう少し待てば晴れそうというので、じっと待つことにする。なんと!少しづつ晴れてくる。目の前の巨大なイワオヌプリとニセコアンヌプリが姿を現した。感激!!!
 

 
( 姿を現したイワオヌプリ(左)とニセコアンヌプリ )    

 イワオヌプリもここから見ると実に大きく聳える。いつも登っている登山ルートも目で追える。ニセコアンヌプリの山頂の双頭もはっきりわかる。大きな三脚を担いで写真家(?)のおじさんが登って来てカメラをセットする。振り返るとチセヌプリも見えてきた。  

 
( チセヌプリもみえてきた )

 写真家のおじさんは太陽の日差しを待つという。私たちは雄大な展望を目に焼き付け下山する。


感想 :   登るかやめるか迷ったが、登って本当によかった。ガスの中から山が現れるときの感動は忘れがたい。目の前に巨大な山がせまってくる。実に幸運だった。
 ニセコの紅葉は一部きれいなところもあったが、もう終わりかけていた。紅葉のタイミングはなかなか難しい。