ニセイカウシュッペ山(1878m)


  登山口ーニセイカウシュッペ山  


平成21年 8月16日(曇り時どき晴れ)  山本公雄・洋子

 登山口(8:03)―(9:17)展望台―(9:44)見晴台―(11:19)山頂(11:30)
―(12:42)見晴台 ― (13:09)展望台 ― (14:00)登山口 
  登り 3:16  下り 2:30 行動時間 5:57

 久しぶりで ニセイカウシュッペ山を目指す。天気はまずまずか。比布インターチェンジから現在建設中の無料の高速道路の終点(将来 上川天幕・出口?)で降りる。そのまま紋別方向に向かう。中越橋の手前から右手に入り、高速の下をくぐり林道に入る。まもなく標識があり右手に曲がるとゲートに出る。前もって 上川中部森林管理所(01658-2-2001)に電話し聞いておいた鍵の番号で開く。林道は思ったより整備されている。
 登山口に到着。駐車場には3台の車がすでに駐車されていた。登山開始、道は広くて歩きやすい。雨は降っていないが、まわりはガスで見通しは悪い。

   
( 登山口)       (登山道)

 展望台に着くが、表大雪はガスの中。見晴台についても展望は開けない。

   
( 展望台)      (見晴台 )

 このコースは尾根道であるが、木が多くあまり見通しは良くない。
 少し青空が見えてくる。ガスの切れ目から山頂が!!

 
( ガスがきれ、山頂が見えてくる )


 斜面は花畑、いろいろな花が咲いている。

 
( チシマノキンバイソウ)
   
( ミヤマリンドウ)    (ウメバチソウ)

( トモエシオガマ)

 山頂に到着する。ガスで視界は良くないが、しだいに登ってきた山並が見えてくる。 

   
( 姿を現した大槍)    ( 山頂での記念撮影 )

 ついにガスが切れ、全容が現れた。大槍がどっしりと聳える。山腹に登ってきた登山道が見える。この景色をみるために登ってきたのだ。


( 姿を現した大槍と登ってきた登山道)

 山頂は風が強い。早々に下山する。平山方面への尾根の恐竜の背のような通称アンギュラスが鋭い。穂高のジャンダルムより見事。

   
(  平山方面の途中に聳えるアンギュラス )    ( 下山路から見る大槍 )

 時々、山頂を振り返りながらどんどん下る。見晴台からは登るときに見えなかった小槍が見えた。展望台から望む表大雪の山頂は雲に隠れていた。

   
( 見晴台からみる小槍・・・右の突起 )    ( 展望台からの表大雪・・・雲に隠れている )


感想 :    この山の登山道は尾根の上であるが、必ずしも展望は良くない。この山の最大の魅力は何といっても山頂から、登ってきた雄大な大槍と尾根の全容を見ることであろう。今回、ガスの中の登りであったが、下山時にガスがきれて、幸せだった。なお、平山からニセイカウシュッペを見ると、大槍と小槍の尾根は実に迫力があり、感動する。