キロロスキー場登山口ー余市岳ーロープウェイ駅ー登山口 |
H9 7月6日 晴 山本公雄・洋子
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登山口(8:10) ーーーーー 尾根とりつき(8:30) ーーーーー 見晴台(8:50) ーーーーー
(10:50)山頂(11:15) ーーーーー (12:30)見晴台 ーーーーー ロープウェイ駅(13:20)
ーーーーー(14:30) 登山口 登り 2:40 下り3:15
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余市岳は、札幌市の最高峰である。かっては奥深い山であったが、
キロロスキー場が開発されてから、アプローチも短縮され手軽な山となった。
スキー場の奥の登山口から細い沢沿いの登山道を進む。
沢から尾根の急な登りで一汗かくと平坦な尾根道になりまもなく見晴台に着く。
正面に堂々とした余市岳が見えてくる。
(写真右上:見晴台から見る余市岳)
定山渓からの登山道との合流点のコルからは厳しい登りだ。
笹や木の根につかまったりしながら高度をかせぐ。
ハイマツ帯になるとまもなく第一の頂上だ。
そこには、遭難の慰霊碑と観音様が置かれている。
(写真中:観音様と奥の山頂)
ここは、絶壁になっていて、展望がよい。
ハイマツの道を進むと、草原の中に枯れた白いハイマツが一面にひろがる。
山火事のあとである。枯れたハイマツのむこうに定山渓天狗岳の特異な岩峰が見える。
(写真右下:枯れたハイマツと定山渓天狗岳)
さらに行くと緑のハイマツに囲まれた本当の山頂に到着する。
思ったより見通しはよくない。
山頂で休んでいる時、沢から登ってきた女性一人を含む20歳前後の
若者のグループに会った。きっと大学の山岳部だろう。
昔の部員とは異なりきれいな服装をしている。
現在ではあまり人気のない山登りであるが、
まだまだ、挑戦する若人がいることに、なんとなくほっとする。
下山は見晴台から間違ってロープウェイ駅の方に行ってしまう。
笹が刈り取られ、広い道になっているためだ。すぐ、気がついたが
別な道もいいかと、そのままスキー場に行く。飛行場と呼ばれる平原だ。
それからが大変だった。
広いみちはついているがなかなか駐車場に着かない。
笹の背が高く見通しもあまり良くない。登りより時間がかかってしまう。
山で、道に迷ったら、引き返す。やっぱりそれが原則だ。
途中の飛行場の道端にたくさんの根曲がり竹の竹の子が生えていた。
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アドバイス:余市岳の最大の
難所はコルからの登りである。ここを過ぎると快適だ。登山口まで
入らず、スキー場からロープウエイを利用しても行ける。ロープウエイ駅
から見晴台までは飛行場といわれる背の高い笹の中の平らな道である。
最初の登りがないので、楽と思うが、今回下山時に通ってみて時間はけっこうかかる。
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