雨竜沼湿原(850m)


  南暑寒荘ー雨竜沼湿原  


平成21年 7月5日(曇り)  山本公雄・洋子

 南暑寒荘(7:50)―(8:16)白竜の滝―(8:30)第二吊橋―(9:45)湿原入口
―(10:30)展望台分岐 ― (11:20)湿原入口 ― (13:00)南暑寒荘 
  登り 2:40  下り 2:30

 天気はくもり。雲が多い。この時期花が美しい雨竜沼湿原に向かう。登山口の南暑寒荘には大きな駐車場がありキャンプ場も完備されている。到着時にはすでにたくさんの車が駐車している。湿原保存の入園料 一人500円を支払い登山開始。20分ほどで滝に着く。上から覗き込む。

   
( 南暑寒荘)       (白竜の滝)

 第二吊橋が湿原までのちょうど中間点になる。ここからは少し急斜面を登る。沢の淵に着いたら間もなく湿原入口に着く。正面に南暑寒別岳、その右側にガスで半分が隠れた暑寒別岳が聳えている。前回来たときは見えなかった。

   
( 第二吊橋 湿原入口までの中間点)   (湿原入口から見る暑寒の山 )

 入口の休憩場所の先は木道が続く。休む場所はない。湿原の中にはワタスゲが美しい。 

 
( 湿原の中、木道がつづく )
 
( ワタスゲが美しい)

 雨竜沼湿原には700もの池塘があるという。池塘に南暑寒別岳が姿が映す。

   
( 池塘と池塘に姿を映す南暑寒別岳 )

 エゾカンゾウが所々で咲いているが、まだ少ない。最盛期は1−2週間後だろう。花を見ながら、木道を一周して入口の休憩所に戻る。天気が良ければ暑寒の山がすばらしいだろう。初記念写真を撮って下山する。 

   
( エゾカンゾウの花はまだ少ない)    ( 休憩所で記念撮影 )


感想 :    花の時期に合わせて登山することは難しい。今回はエゾカンゾウの花やアヤメの時期には早すぎた。その代りワタスゲが美しかった。そのほか、湿原の中にはハクサンチドリ、キンポウゲ、チシマフウロ、スミレ、ヒオウギアヤメなどの花が咲いていた。尾瀬に負けない美しい湿原である。ただ湿原は蚊が多いので虫対策が大切。