南暑寒荘ー雨竜沼湿原ー南暑寒荘 |
平成11年 7月18日 小雨時々曇り 山本公雄・洋子
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南暑寒荘
(10:10)ーーー(11:10)湿原入り口ーーー(12:10)展望台(2:30)ーーー(13:20)湿原入り口ーーー(14:30)南暑寒荘
登り2:00 下り2:00 全行程4時間20分
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天気は良くない。雨である。なんとか晴れてほしい気持ちで出発する。
しだいに、小雨になり、到着時には、薄日も差してくる。
南暑寒荘の周囲の広い駐車場にはすでにたくさんの車が止まっている。
さすがに、人気のコースだけに登山者は多い。
南暑寒荘はなかなか立派な山小屋で、正面には快適なキャンプ場がある。
暑寒別岳まで足をのばすためにはここでキャンプするか、小屋に泊まる必要がある。
今日の目標は湿原まで。南暑寒岳までの登山でも時間的にも天候的にも無理である。
沢沿いの道だが、谷は深い。予想より登りがきつい。
やっと平坦な道になる。まもなく湿原だろか。
どことなく湿原の雰囲気が感じられる。湿原の入り口に着く。
木道がまっすぐ伸び、その先は霧が立ちこめている。
(写真上:雨龍沼湿原)
"霧の中に浮かびくる はるかな尾瀬"。なつかしい尾瀬を思い出す。
今日の雨竜沼湿原の風情は歌詞にぴったりだ。
頭の中にその旋律がながれる。エゾカンゾウの黄色、ワタスゲの白、
ヒオウギアヤメの紫が調和し咲き乱れている。
(写真下:湿原の花)
花を味わいながら池糖の間を進む。約40分の花の道、
さらに20分の登りで展望台に着く。小雨が降り始める。
展望台からの湿原は霧でかすんでいる。
暑寒別岳の展望は望めなかったが、
こんなにすばらしい花の時期に訪れることができた幸運を心から喜ぶ。
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アドバイス:湿原なので、蚊が多かった。
対策が必要。ぜひ、花の時期に訪れよう。
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