尻別岳 1107m


留寿都コース登山口ー尻別岳ー留寿都コース登山口

平成13年9月23日(日)  晴れ 山本公雄・洋子
留寿都コース登山口(10:10)―(10:35)コル(10:40)―(11:40)山頂(12:00)―(13:00)登山口    登り1:30 下り1:00 全行程2:50
 札幌から中山峠を下り、喜茂別に入ると、正面に三角形の迫力のある山が 現れる。それが尻別岳だ。 知らない人は、かなり大きく見えるので、羊蹄山と間違ってしまう。 天気の良い日には、右手にはるかに大きく美しい円錐形の羊蹄山が 姿をあらわすので間違いに気づく。 それでも、その姿から、いつかは登ろうと考えていた山だ。  天候はまあまあだ。きっと羊蹄山が見えるだろう。大雪山、羊蹄山に数日前 初雪の便りがあった。留寿都コースにする。尾根道の右手下には ルスツスキー場が見えるが、左手は白樺林が続き予想していたより 見晴らしは良くない。それでも、時々羊蹄山が木々の間より見える。 小ピークにつく。急斜面の上に山頂が見える。 (写真上:小ピークより山頂を見る) 小ピークを下り、 コルからはいよいよ急登だ。所々にロープが張ってある。 一気に高度を上げ、山頂に着く。 山頂は笹に囲まれた狭い草原。時々雲の切れ目から羊蹄山の山頂が姿を現した。 ここから見る羊蹄山は左右対称で形がいい。 (写真下:羊蹄山) 初雪は消えていた。ただ、木がじゃまをして広い裾野が見えづらい。 それでも360度の展望を十分楽しむ。   下りはコルから車道への近道にしたが、途中から草が刈ってなく やぶこぎのようになった。車道に出てから、 登山口の車までかなりあり、登山道のほうがよかったようだ。  山の魅力としては物足りなさを感じたが、 羊蹄山の展望台として、全容を眺めることができて満足した山行であった。                      (おわり)
アドバイス: 尻別岳は羊蹄山の展望台である。きれいに見えるときに登ろう。