十勝・三峰山(さんぽうざん) 1866m


十勝岳温泉登山口ー富良野岳稜線分岐ー三峰山

 
(  富良野岳分岐より見上げる三峰山と遠く十勝岳 )
平成19年9月24日(月 祝日) 晴れ  山本公雄・洋子
十勝岳温泉登山口(8:10)ー(8:35)安政火口−(9:00)上ホロ分岐ー(10:15)富良野岳稜線分岐(10:30) - (11:30)三峰山(11:40)-(12:30)上富良野岳(122:40)-(13:40)上ホロ分岐-(14:30)十勝岳温泉登山口      登り3:30 下り2:50 行動時間 6:20 

 紅葉の季節。例年、大雪山を登っているが十勝連峰の紅葉はどうか?と思い、三峰山の縦走コースを計画する。いつもの凌雲閣 前の駐車場に車を止める。大雪山からみるとずいぶん車の数は少ない。
 歩き始める。正面に安政火口とカミホロカメットク山の荒々しい岩肌が見える。左手には三段山。斜面にわずかな紅葉が見える。
 
  ( 安政火口とカミホロカメットク山 )          (   ナナカマドと三段山   )

 富良野岳に向かって進む。やがて正面に富良野岳が、振り返ると十勝岳が聳えている。ナナカマドの紅葉は赤より橙色のが多い。

 
  (  正面に富良野岳 )          (  十勝岳  )

 富良野岳と三峰山の分岐に着く。下山路のD尾根の緑の上に十勝岳が優雅に聳える。


( 遠く十勝岳を望む)

 今回は富良野岳を登らず、分岐から三峰山を目指す。まもなくチングルマの紅葉帯。夏はお花がきれいなところだ。振り返ると富良野岳。ところどころにウラシマツツジの赤い紅葉がまぶしい。

 
  ( 三峰山を目指す)     ( 振り返ると富良野岳 )


 
  ( チングルマの紅葉)     ( ウラシマツツジ )

 三峰山の富良野岳よりのひとつの峰を登ると本峰の岩肌が見える。思ったより簡単に本峰の山頂に着く。ここの山頂は狭いが、絶壁になっていて、見晴らしがいい。標識がある。

 
  ( 岩の本峰を見る)     ( 三峰山の山頂 )


 少し休んでから上富良野岳へ向かう。十勝岳を遠く望む。雄大な景色に見とれる。

 
  ( 十勝岳遠望 )

 上富良野岳は近い。振り返ると三峰山と富良野岳。上富良野岳から十勝岳を望む。

 
  ( 振り返ると三峰山と富良野岳)     ( カミホロカメットク山と十勝岳を望む )

 
  ( 安政火口の紅葉)     ( 八ッ手岩 )


感想: 紅葉の季節、最近は大雪に行っていたが、十勝はどうだろう?この時期としては初めて三峰山に登ってみた。天候に恵まれ快適な縦走の峰歩きであったが、紅葉はやや色が鮮やかでなかった。紅葉は年によって違うし、ちょうど最盛期の時期にぶつかるのも難しい。今回は少し早かったかようだ。またそのうち来てみよう。