十勝・三段山 1748m


十勝岳温泉ー三段山ー十勝岳温泉


( 三段山からの展望・・・左からカミホロカメットク山、上富良野岳、三峰山、富良野岳 )
平成19年7月7日(土) 快晴  山本公雄・洋子
自宅(9:00)ー十勝岳温泉登山口(9:00)−三段山分岐(9:17)ー稜線(10:10)ー(10:30) 三段山山頂(10:55)―三段山分岐(12:15)ー(12:30)登山口  登り1:30 下り1:35 

 天候は良い。久ぶりで十勝岳の展望台・三段山に登ることとする。前回の登山から5年経つ。 自宅から3時間かかって 十勝岳温泉の登山口に着く。何度も訪れている場所だ。
 高いハイマツの広い道を歩き始める。左手の三段山が聳える。崖尾根に登る急な登山道がわかる。正面には安政火口とカミホロカメットク山の岩峰が見える。まもなく三段山の分岐、分岐を左折するとすぐ、小さな三段の沼だ。ここから崖尾根稜線までは急な登りだが、どんどん高度が上がるにつれて、背後の富良野岳が大きく見えてくる。


( 三段山。左手に崖尾根に登る登山道が見える)
  
( 正面の安政火口とカミホロカメットク山)     ( 富良野岳がだんだん見えてくる )

 急な登りが緩やかになってくると、まもなく展望がひらけ、十勝岳をバックに標識の立つ山頂の崖が見える。 背の低いハイマツ帯の中に、ゆるやかな登りが続く。道の両側にはイソツツジが咲いている。気持ちの良い尾根だ。山頂の標識が大きくなる。

 
( 十勝岳をバックに崖の山頂が見える)

  
( イシツツジの尾根道)         ( まもなく山頂 )

 山頂に着く。誰もいない。正面に十勝岳の雄姿。そして、カミホロカメットク山、上富良野岳、三峰山、富良野岳とつづく荒々しい稜線。

 
(  十勝岳の雄姿 )
 
( 左からカミホロカメットク山、上富良野岳、三峰山)

 期待どうりの十勝連峰の雄姿を見ながら昼食をとる。やがて途中で追い抜いてきた10名ほどの 高齢者の団体も到着。山頂はにぎやかになる。記念写真を撮ってもらって、私たちはゆっくり下山する。

  
( 富良野岳)     ( 記念写真 )

 稜線にはイソツツジに混じって、コケモモがたくさん小さな花を付けていた。 イワヒゲ、ツガザクラの花も咲いてた。イワブクロはまだ時期が早いのだろう、咲いていたのは少しだけだった。

  
( イワヒゲ)     ( コケモモの花 )

  
( ツガザクラ)     ( イワブクロ )

 下山後、白銀荘の気持ちの良い大きな露天風呂で汗を流す。三段山にはこの温泉から直接山頂に登るコースもあるが、十勝岳温泉からのコースより少し時間がかかるのでまだ登っていない。機会があれば登ってみよう。

感想: 富良野岳ー 上ホロカメットク山ー十勝岳の展望台として、この山は眺めもよく最高である。稜線を歩く登山者の姿も見える。花では8月の前回はイワブクロが満開であったが、今回はイソツツジが見事だった。