来 馬 岳 1040.1m


カルルス温泉登山口ー来 馬 岳 ー登山口

平成18年 6月25日(日) 晴  山本公雄・洋子
   登山口(7:50)ーーー(8:45)5合目(9:00)ーーー(9:45)8合目(9:50)ーーー
(10:10)山頂(11:00)ーーー(11:50)5合目(12:00)ーーー(12:30)登山口
 登り:2時間20分 下り:1時間30分 全行程4時間40分

 天気が良くなるようなので、来馬岳に行くことにする。この山は登別温泉の奥にあるカルルス温泉のスキー場の上にある。 まだ登っていない山ではあるが、1ヶ月ほど前、シラネアオイのツアー登山の案内が新聞に出ていた。 もう、花の時期は終わっているが少しは残っているかもしれない。

   
( 入山届けと登山道の標識 )      ( 来馬岳の案内板 )  

 スキー場の入り口に登山案内板があり、そこが、登山道の始まりだ。道はゲレンデの中に続いている。 左手が第二リフトで、正面に見える小屋が第一リフトの終点だろう。遠くゲレンデが続いているが かなり急に見える。ゲレンデ横の木立のところどころにタニウツギのピンクの花が咲いている。 だんだん青空が見えてくる。期待できそうだ。

   
( 左手が第二リフト )      ( タニウツギ )

 第二リフト右手の急な道を登る。踏み跡がしっかりついている。リフト終点につく。 ここでスキーゲレンデは終わり。来馬岳の標識から少し左に入ったところが5合目。 ここから笹の山道がつづく。ところどころにシラネアオイの群落がある。ほどんとの花はもう終わっている。 それでも、まだ咲いているところもあった。シラネアオイのほかにツバメオモト、サンカヨウ、 エンレイソウの花が咲いていた。

   
( 笹登山道 )      ( シラネアオイの群落 )     

   
( ツバメオモト )      ( サンカヨウ )     

 
( 咲き残っていたシラネアオイの群落 ) 


   
( エンレイソウ )      ( シロバナエンレイソウ )     


 最後の登りは思ったより、つらい。やっと、山頂に着くと、オロフレ山が見える。 しかし、他の山は雲の中に隠れている。噴火湾や倶多楽湖なども見えるはずなのに・・・。


 
     ( 来馬岳山頂からオロフレ山を見る )


 昼食をとり、晴れるのを待つ。しかし、ますます雲が多くなり、オロフレ山も見えなくなっってしまった。 残念だが、あきらめて下山する。下りはずいぶん楽だった。下山すると空は快晴になっている。 ちょっぴり、皮肉な登山になってしまった。こんなこともあるさ。あとは温泉に期待しよう。


感想:
 カルルス温泉はチェコのカルルスバードの温泉と泉質が似ているということで、名づけられたという。 この温泉にあるスキー場の山が来馬岳である。ゴールデンウィークごろは残雪がまぶしく、大きく 聳え、魅力的な山である。今回は時期遅れであったが、シラネアオイを見る登山ツアーが企画される のはなるほどと思う。かなりの群落ある。
 登山道のまわりは笹が多く、根曲がり竹の竹の子 がたくさんあった。途中でかなり採れた。少し細いけれど十分食べられる。
 登るとき、3人ほどしか会わなかったので、スキー場のゲレンデを登るので人気がない山かなと思っていたら、 下山時はたくさんの人とすれ違い、結構登山者の多い山だった。