オロフレ山 1230m


オロフレ峠ーオロフレ山ーオロフレ峠

H9 11月3日 晴   山本公雄・洋子
オロフレ峠ゲート入口(11:40)ー-車道ーー オロフレ峠(12:00)ーーーー(13:20)山頂(13:30) ーーーーー オロフレ峠(14:20)ーー車道ーー(14:40)オロフレ峠ゲート入口
オロフレ峠より 登り1:20  下り0:50  全行程2:20
 平成9年の最後の山登りとして簡単なコースを選んだ。 だが、行ってみるとオロフレ峠への道は冬期閉鎖されている。 オロフレ峠は、登別温泉と洞爺湖を結ぶ道路で昔は峠の最上部まで 道があったが今はトンネルが出来、峠は途中のゲートから往復する ようになった。今回その峠へのゲートがもう閉められている。 一台のバスが止まっている。運転手さんに聞くと、 ツアーの登山客を連れてきたという。みんなここを歩いて 登って行ったとのこと。ツアーでさえ良く道路事情を調べて いないのなら、自分達も仕方ないと割り切って、 ガードからアスファルトの道を歩き始める。 途中から、オロフレ山 の山頂が見える。 峠に着く。売店は閉ざされ無人の峠には寂しさがただよう。 売店の横の登山道入り口から登山開始。すぐ、背の低いダケカンバの道だ。 敷き詰めた落ち葉の上を歩く。晩秋を感じさせる。風はない。 落ち葉を踏む音だけが聞こえる。やや少しのぼると平坦な尾根道になる。 ここで、バスのツアーの15名ほどの団体とすれ違う。ほかには登山者 はいないようだ。オロフレ山が堂々と聳える。 (写真右上:オロフレ山) 羅漢岩の絶壁は予想より迫力がある。 (写真左中:羅漢岩の絶壁) 注意して過ぎると、あとはなだらかな尾根道を山頂目指しゆっくり進む。 (写真右下:羅漢岩から山頂への道) 最後の急登を登ると山頂に着く。山頂の見晴しは良い。 南には、クッタラ湖、太平洋が、北には洞爺湖が浮かぶ。 実に静かな晩秋の山行であった。ツアー客に会わなければもっと よかったのに。ごめんなさい。
アドバイス:オロフレ山は 峠からすぐ登れるので、簡単なわりに楽しめる山だ。羅漢岩さえ注意して通過 すればあとは全く危険なところはない。尾根を歩くので見通しも よく、時期には高山植物も楽しめるという。