北大雪・武華山(ムカヤマ)1759m


登山口ー武華山ーライオン岩ー登山口

平成13年 6月17日 晴れ 山本公雄・樋田文太郎
登山口(7:15)―(8:45)東尾根上―(9:50)山頂(10:40)― (11:15)ライオン岩山頂(11:25)―(12:45)登山口   登り 2:35  下り 2:05    行動時間 5:30

 前日、大雪湖でテントを張る。一年ぶりの再開に乾杯。外にでると、 星空が美しい。天の川も見え、久し振りに星座を探す。 朝、出発。石北峠の北見側の林道を約4Km入った所が登山口だ。 (写真上:登山口の案内図) 沢沿いの道を進むと、左下になめ滝がみごと。ライオン岩方面との分岐を右手に進み、いよいよ東尾根の登り。 登ってしまうと、あとは見晴らしの良いハイマツ帯の尾根筋。山頂が見える。 (写真中:表大雪を背景に武華山山頂) 道の両脇のイソツツジはまだつぼみだ。ところどころに黄花シャクナゲの花が 咲いている。隣の武利岳が堂々と聳える。 (写真下:武利岳)
 まもなく、山頂につく。壮大な山々のパノラマだ。 残雪の残る表大雪はまぶしい。旭岳からトムラウシ山までの大雪の主稜線が 横たわる。その先に石狩岳がどっしり座り、二ペソツは鋭くも美しい姿を見せる。 はるか、斜里岳、阿寒の山々も見える。 平山の奥に、昨年一緒に登った ニセイカウシュッペが頭をだしている。最高の天気に恵まれ幸せだ。 しばし、山々の姿に見とれる。
 昼食後、下山開始。ライオン岩上で最後の展望を眼に焼き付ける。 急な尾根を下ると樹林帯の平らな道になり、まもなく、登りの道と合流し、 登山口に着く。登山口にある冷たい湧き水がおいしかった。
アドバイス:この山はライオン岩を通って 一周出来るのがうれしい。ライオン岩からの眺めが良いのでぜひ登っておこう。