コマクサ平 1842m


銀泉台登山口ーコマクサ平


平成22年 7月31日 快晴  山本公雄・洋子
 銀泉台登山口(8:30)ーーー(9:05)第一花園ーーー(9:40)第二花園ーーー(10:05)コマクサ平ーーー(10:30)第三雪渓手前 ーーー(10:50)コマクサ平ーーー(11:20)第二花園ーーー(11:45)第一花園ーーー(12:30)登山口
登り2:00 下り2:00 全行程4時間00分

 朝、小雨の中、層雲峡へ向かう。天気予報は晴れ。大雪山・赤岳を目指す。花を見るならやはり大雪。何度も来ている 銀泉台に入る。昔泊まった山小屋は無い。管理小屋とトイレがある。ここはすでに1500m。

 
(管理小屋)           (トイレ)

歩き始めて間もなく第一花園の斜面が見える。秋は紅葉で美しい所だ。

(第一花園の斜面)

 第一花園はチングルマ、ツガザクラなどがところどころに咲いているが、花の数は少ない。時期としてはもう終り。  

 
(エゾコザクラ)           (ウメバチソウ)

第一花園を過ぎ、ハイマツ帯に入る。雪解け水の音が聞こえ、間もなく第二花園。今年はまだ硬い雪渓。 ここは雪が解けるとチングルマとコザクラのお花畑。空の青さがすばらしい。


(第二花園の雪渓を登る)

奥の平を越え、コマクサ平に着く。あたり一面にコマクサが咲いているが、最盛期は過ぎ、少し枯れているものが多い。

  

 
(コマクサ平は一面コマクサ)

 小さな池の神の田圃を過ぎると気持のよい平坦な道。正面に第三雪渓が見える。



(正面に急な第三雪渓)

 雪渓を登山者がゆっくり登ってゆく。左の登山道に行こうとするが行けないようだ。雪渓の下の沢の流れか、急なためか? 今回、私たちはアイゼンを持ってきていない。ここは急で危険なので、残念だが登らずここから引き返すことにする。


(第三雪渓・・・道は雪渓の中をかなり上部まで続いている)

 心残りはあるが、山の雰囲気と花をみながらゆっくり下山、層雲峡の「黒岳の湯」で汗をながして帰路に着く。

感想 :     今年は雪渓が残り、雪渓の雪がかなり硬く、アイゼンなしでは危険と判断し登山を断念した。 何度も登っているから油断したためでであり、装備が不備だったことは深く反省しなければならない。