登山口ー熊の沢ー定山渓・天狗岳 |
平成14年 8月17日 曇り 山本公雄 |
登山口(10:30)−−−小さな滝(11:30)−−−(12:10)山頂下花畑(12:30)−−−(13:00)山頂(13:20)
−−−山頂下花畑(13:40)−−−(14:40)小さな滝(14:50)−−−(15:25)登山口 登り2:30 下り2:05 全行程4時間55分 |
![]() ![]() 今日は曇り。車道から見える天狗岳は、ガスが漂い、神秘的だ。 ![]() (写真左上:天狗岳) 余市岳右股の登山口が天狗岳の林道の入り口となっている。この天狗岳林道は神居橋まで続いて いるが、神居橋にはゲートがあり、閉めてあり、余市岳登山口から入るよう注意書きがあった。 この登山口のところには、小さな小屋があり、案内板が立っている。 (写真右上:余市右股登山口の小屋と案内図) ![]() (写真右上:天狗岳登山口の標識) ![]() いよいよ、熊の沢の登山道に入る。樹林帯の沢沿いの道。前に登ったときは東尾根から入り、この道 を下ったのであるがその時のことは覚えていない。何度か沢を横切り小さな滝で休む。道はこの滝の横の 壁を登るようだ。長い枝が立てかけてあり、赤い布がついている。 (写真左:小さな滝と進路を示す木の枝) それほどの壁でないので、簡単に登る。 ![]() ![]() やがて、山頂の岩峰が見えてくる。なかなか迫力がある。山頂の岩峰直下に着く。見ると、 アサギリソウの中に赤い花が咲いている。そばに近づきよく見るとタカネナデシコだ。 アサギリソウに囲まれて咲く一輪の赤いタカネナデシコの花。 ![]() (写真右:アサギリソウに囲まれて咲くタカネナデシコ) いよいよ、天狗岳の最大の難所のルンゼ(岩溝)だ。ロープは張ってあるが、岩肌は湿っていて 滑りやすい。ここは、30年前に下ったときの記憶もはっきり覚えている。ロープにぶらさがり ながら無事登る。(写真左下:山頂直下のルンゼ)あとは危険なところはなかった。 山頂には高年の二人パーティが休んでいた。 ![]() ![]() なんとなく名残惜しい気持ちで下山開始。山は変わったのか、変わっていないのか。どうも わからない。ただ、以前もこの道を一人で下ったということが、不思議に、心安らかにさせる。 小さな滝のところで、先に下っていたパーティに追いつき、3人で昔の山の話をする。毎年、1−2度 単独行もするが、人懐かしくなる自分を発見する。 たまには、思い出をたどる単独行もまた、いいものである。 |
アドバイス: この熊の沢のコースは、岩場が
苦手な人にはちょとつらいところもある。前に登った東尾根コースは見晴らしもよく
快適な記憶が残っている。ただ、最後の岩峰への登りの壁はちょっとした岩登りで、
途中で、身動きが出来ず苦労した。いまはさらに崩れ、危険な状態のようだ。
本当はここを整備して、天狗岳を一周できるようになれば、変化に富んだ
素晴らしいコースになると思うけれど・・・・。 |