石 鎚 山(1982m)


  石鎚山ロープウエイー石鎚山ー石鎚山ロープウエイ  



平成21年 5月3日(曇り)  山本公雄・洋子

 ロープウエイ山頂(7:50)―(8:05)石鎚神社成就社(8:15)―八丁坂コル(8:30) 
―(9:20)試しの鎖(9:45)―前社森(9:50)―夜明峠(10:20)
― 二の鎖元(土小屋分岐)(10:47)―(11:20)山頂(弥山)ー天狗岳(11:46)往復
山頂(弥山)出発(12:15)― 二の鎖元(土小屋分岐)(12:45)―夜明峠(13:10)
―前社森(13:27)― 八丁坂コル(14:10)― 石鎚神社成就社(14:30)
― (14:50)ロープウエイ山頂駅   (弥山まで) 登り 3:30  下り 2:35

 ロープウエイから石鎚山のコースは、山頂駅から約20分で石鎚神社成就社、そこから八丁坂を標高差にして100m下る。最下部のコルからはいよいよ上り。標高差700mを上ると山頂となる。

 


( 石鎚山概念図 )


 山頂駅から約20分で石鎚神社成就社に着く。山行の無事を祈る。山門を過ぎると早速、八丁坂の下り 。

 
( 石鎚神社成就社)  (八丁坂の下り )



 いよいよ登りが始まる。まもなく登山者が並んで鎖を上っている。よく考えず、私達も挑戦。かなりの絶壁。崖の苦手な洋子は、回りの人に助けられなんとか上る。石鎚山の山頂が望まれるが、下を見ると恐ろしい。真下に前社森の小屋。

 
( 試しの鎖)  (鎖場の頂 )
 
( 試しの鎖の頂きからみる山頂)  (鎖場の頂から前社森の小屋を見下ろす )
 
 親切な登山者に励まされ、何とか試しの鎖を降りる。もう鎖は登らないこととする。気を取り戻して再出発。振り返ると今上った岩峰が見える。 
 
 
( 試しの鎖の岩峰と奥に出発した石鎚神社成就社)    

  夜明峠。雄大な石鎚山の全景が姿を現す。まだ、山頂は遠い。 

 
( 夜明峠・・・石鎚山の全景が姿を現す)    
 
 この山は階段が多く、足が疲れる。一の鎖元は登らず回り、山頂直下の二の鎖元に到着。土小屋から来る人が多く、ずいぶん混み合っている。天狗岳の岩壁をみると数人の人が岩登りをしている。

 
( 二の鎖元・・・土小屋の分岐)    (北壁・・・岩壁を上っている人がいる )

 鎖は登らず、山頂(弥山)に到着。信仰の山だ。立派な神社がある。山頂はずいぶん人が多い。

 
( 石鎚神社山上社) 

 さらに奥に鋭い天狗岳が聳える。


 
( 天狗岳の雄姿 )    

 洋子を残し、天狗岳を目指す。岩の上を歩くところもあり、雨でぬれているときは滑りやすく危険だ。山頂で写真を撮ってもらい、Uターンする。

 
( 天狗岳の頂き) 

 
(  山頂での記念写真 )

 山頂(弥山)はこれが山の山頂かなと思うほど賑やか。岩に座り昼食をとってからスミレを見ながらゆっくり下山する。


( スミレの花がたくさん咲いていた ) 



感想 :  初めての四国の山だった。石鎚山は西国一の高い山、天狗岳の雄姿に期待して計画する。実際に登ってみると、信仰の山で、山頂に神社があるなど、高山の雰囲気は少ない。登山路も木製の階段が多く、結構疲れる。鎖場も一般コースとしては結構危険なもので、試し以外は迂回した。どうも土小屋からのコースの方が、楽で、楽しそうで、登山者も多そうである。ただ、今回は千歳ー広島空港からのアプローチなので、道路事情が分からず、今回のコースを選択した。天狗岳を眺め、実際にその頂まで行ったことはよい思い出となった。