銀泉台ー赤岳ー白雲岳ー緑岳ー高原温泉小泉岳 白雲岳 旭岳 赤岳山頂からの展望 |
平成17年 9月24日 晴れ時々曇り 山本公雄・洋子 |
銀泉台(6:50)ー(9:10)赤岳(9:20)ー(10:20)白雲岳(10:45)ー(12:00)緑岳(12:15)ー(14:35)高原温泉 登り 3:30 下り 3:50 全行程 7:45 |
紅葉を目指し大雪山へ。この時期、銀泉台と高原温泉にはシャトルバスが運行され、 自家用車は規制されている。かえって、シャトルバスを利用すると、自家用車をシャトルバスの駐車場において、 銀泉台ー高原温泉の縦走が出来る。平成14年にも登ったが再挑戦する。今年は紅葉がきれいだという。 札幌を早朝3:00発 6:00に駐車場に着く。もうかなり込み合っている。何と初発バスに乗り込み、銀泉台に入る。 第一花園の紅葉が見える。かなり赤い。はやる心で登山開始。間もなく斜面全体の紅葉に感動。 ウラジロナナカマドの紅葉だ。 ( 第一花園の紅葉 ) 第一花園からハイマツ帯を過ぎ、第二花園に着く。雪渓は解けていたが、今年は遅くまで残っていたのだろう。 今ごろ、アオノツガザクラが咲いている。 ( 第二花園と今頃咲いていたアオノツガザクラ ) 奥の院、駒草平を過ぎると、第三雪渓の紅葉が見えてくる。 ( 奥の院の紅葉 ) ( コマクサ平 ) 第三雪渓の雪渓はない。ハイマツ緑とナナカマド紅葉のコントラストがまぶしい。 ( 第三雪渓の紅葉 ) ( 第三雪渓を登る登山者 ) 風が強くなってくる。寒い。ヤッケを着る。いつも赤岳山頂間近は強い風だ。 山頂の岩に着く。ヤッケを着ていても寒い。 ( 赤岳山頂の岩 北鎮には雲がかかっている 記念写真 寒かった! ) ( 赤岳から見る旭岳 ) 寒いので、小休止で小泉岳を越え白雲岳を目指す。振り返ると平坦な小泉岳が見える 白雲岳 赤岳 小泉岳 ( 白雲岳を目指す 旭岳に雲 ) ( 振り返ると小泉岳、左下に赤岳 ) 分岐から白雲山頂を目指す。山頂は一番奥の岩の上だ。雲が出てきた。 最後、岩を登ると山頂だ。ガスの中、高根が原、忠別川の源流の紅葉が見える。 旭岳、トムラウシ方面はガスで何も見えない。 ( 高根が原、忠別川の源流の紅葉 ) そのうち晴れるさ!じっと待つ。ガスが切れてゆく。旭岳が姿を現す。思わず歓声を上げる。 ( 白雲岳から見る旭岳 ) 寒いが、雄大な旭岳に見とれる。白雲岳は大雪山の中心に位置する。 今日は、十勝連峰もトムラウシ山も見えない。昼食を食べて小泉岳まで戻り、緑岳へ向かう。 火山灰の平らな道の行く手がガスで視界が消えたり、見えたりする。 ( ガスが立ちこめる) ( 再び緑岳の山頂が見える ) 右手に白雲岳が大きく聳える。 ( 白雲岳 ) 緑岳に着く。強風。寒い。早々に下山する。雄大な紅葉の美しさに呆然と立ちすくむ。ハイマツとナナカマドの美しさ。 ( 緑岳から下山、雄大な紅葉に感激 ) お花畑には、チングルマの紅葉 、ミヤマリンドウの小さな花、少しだがチングルマの花や ツガザクラの花も咲いていた。山の花達に別れを告げる。緑岳を振り返りつつ、去りがたい気持ちで高原温泉へ下った。 ( 第一お花畑から緑岳 ) ( チングルマの紅葉 ミヤマリンドウ ) |
感想 : ウラジロナナカマドはハイマツの境界
に生えるという。たしかに沢筋には縞模様をつくり、お花畑では周りを取り囲こんで赤く紅葉している。
ハイマツの緑とのコントラストが鮮やかだ。 赤岳も高原温泉も大雪山の紅葉の名所である。特に、赤岳の美しさは何度も登山者から聞いた。 以前に登ったときは、それほど印象にのこらなかったが、今回は本当に美しい。 また、高原温泉は沼めぐりの紅葉が有名であるが、緑岳から見る雄大な紅葉に感動。白雲岳の展望は 今回はガスと数日前に降った初雪で色がくすんでしまったが、忠別川の源流の紅葉もきっと素晴らしいはず。 紅葉の美しさに感動した一日であった。また何時か、シャトルバスを利用して縦走しよう。 |