富良野岳(1912m)


  十勝岳温泉登山口ー富良野岳  




平成20年 6月28日(晴れ)  山本公雄・洋子

 十勝岳温泉登山口(7:30)ー(7:55)安政火口ー(8:23)カミホロカメットク分岐ー(10:00)稜線分岐−(10:30)山頂(11:00)ー(11:30)稜線分岐ーー(12:50)カミホロカメットク分岐ー(13:10)安政火口ー(13:30)登山口  登り3:00 下り 2:30 行動時間 6:00


 久しぶりで富良野岳を目指す。登山口の十勝岳温泉凌雲閣は1280mの高さで、日本一高い位置にある温泉といわれる。登山口の駐車場は広いがまもなくいっぱいになり、後から到着した車は道路わきに駐車することになる。

  
( 駐車場とトイレ)     (安政火口へ向かう)
 
 今日は天気が良い。すがすがしい空気の中、歩き始める。安政火口をすぎ、カミホロカメットク分岐をすぎると富良野岳、 三峰山が見えてきた。まだ雪渓が残っている。

  
( 見えてきた富良野岳)     (三峰山の三つの頂)

 稜線にでると、三峰山が大きい。遠く十勝岳が聳える。 
 
 
( 稜線の分岐から見る三峰山と遠く十勝岳)    

 ここから、富良野岳の登りはややきついが、お花畑が美しい斜面だ。 とくにエゾノハクサンイチゲの群落が見事。

  
( エゾコザクラ)     (チングルマ)
  
( ミヤマキンバイ)     (イワウメ)

  
( エゾノハクサンイチゲの道)     (見えてきた富良野岳の山頂)


 
( エゾノハクサンイチゲの群落)    

 山頂に着く。込み合っている。人気の山だから仕方ない。少し先の静かなピーク迄行って休む。

  
( 山頂の賑わい)     (記念写真)

  
( 休憩したピーク)     (そこから見る山頂)

 30分ほど休んで下山する。十勝岳の山頂は雲に隠れている。まだ登ってくる登山者が多い。

  
( 下山路を見る)




感想 : 田中澄江著の「花の百名山」では、富良野岳の花は「ハクサンイチゲ」で・・・山腹一面がハクサンイチゲの大群落で被われ、十勝連峰のかさなりあう紫紺の峰々を背景に、いろもあざやかな純白に咲きさかっている・・・と述べられている。今回、ちょうどハクサンイチゲは最盛期であった。田中澄江が約30年前に見たのと同じ光景をであろうか?