賽の河原 ー 恵山 ー 賽の河原 | ||
平成16年 6月6日 晴 山本公雄・洋子 | ||
賽の河原(駐車場)(9:50)ーーー(10:55)山頂(11:10)ーーー(12:15)賽の河原 登り1:05 下り1:05 全行程2時間25分 | ||
ヤマツツジで有名な恵山。北海道ではヤマツツジを園芸店ではエサンツツジと称している。 その恵山のつつじ祭りの最終日、もうツツジは遅いかなとは思いつつ、 花と登山を目的に前日札幌を出発、函館・湯の川泊り。朝、函館から恵山へ向かう。 ツツジ公園のツツジの花はもう散っていた。札幌の我が家のエサンツツジ(ヤマツツジ) も終わっているから、札幌より暖かい函館では当然か・・・ちょっぴり残念。 公園から車で賽の河原を目指す。道の両脇の所々に地蔵さまが置かれている。津軽海峡 を挟んで恐山と恵山は信仰の山である。 賽の河原の広い駐車場につく。あたりは広大な火口原だ。 正面には恵山が噴煙を上げ堂々と聳える。 (賽の河原から山頂を望む) 広い道を進む。ちょうどイソツツジが満開だ。まもなく山頂への分岐(権現堂コース)となる。 (イソツツジ) (山頂への分岐) 溶岩の道がつづき、岩とイソツツジのコントラストが庭園のように美しい。所々から青い海がみえる。 (溶岩とイソツツジの登山道) (海岸線も見える) 登山道は火山灰の道になる。硫黄のにおいが漂う。 (火山灰の登山道) (噴煙を上げる火口) 約1時間で山頂に着く。人でにぎわっている。信仰の霊山にしては 山頂の鳥居とお宮はムードが無く、がっかりする。駐車場が見える。 函館の海も見える。 (駐車場を見下ろす) (山頂での記念撮影) 昼食を食べ下山する。眼下に広がる火口原の彼方に海向山(カイコウザン)570m が聳える。 火山ムードの山と花を味わいつつゆっくり下る。低い山だけれど、なかなかいい山だ。 (海向山カイコウザンをバックに下山する登山者) | ||
*感想* わずか618mの山であるが十分楽しめた山だ。
広い火口原である賽(サイ)の河原一帯のムードもいいし、山もいい。
登っている人は登山の装備をしている人が多いが、
運動靴の人もいる。今回、恵山のツツジが目的の計画であったが
散ったあと。そのかわり、満開のイソツツジを見ることができた。
秋はドウダンツツジの紅葉が美しいという。 霊山で、賽(サイ)の河原周辺にはたくさんの地蔵さま が祭られていて、お経をあげている数人のグループもいて、読経の声と鈴の 音が流れていた。 恵山と対峙して聳える海向山(カイコウザンン)も魅力的。いつか機会をつくって登りたい。 下山後、椴法華村に回り、恵山岬にある温泉施設「恵風」で汗を流したが、 遠かった。ツツジ公園のところに恵山温泉がある。次回は入ろう。 |