神仙沼登山口ーチセヌプリー神仙沼ー登山口 |
H9 7月27日 曇り 山本公雄・洋子
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神仙沼登山口(9:30) ーーーーー 長沼(10:00) ーーーーー シャクナゲ岳分岐(10:40)
ーーーーー (11:20)山頂(11:50)-----シャクナゲ岳分岐 (12:20)ーーーーー 長沼 (12:50)
ーーーーー 神仙沼分岐(13:10)ーーーーー 神仙沼(13:30) ーーーーー (14:00)神仙沼登山口
登り 1:50 下り1:50(神仙沼経由)
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天候は良くないけれど、ニセコの静かな山歩きを求めて決行する。
チセヌプリヘの登山道は直登コースもあるが、沼巡りのコースをとる。
神仙沼登山口から出発。木道のみち、人気コースの神仙沼の分岐から離れ、
右手に長沼へむかう。約30分で長沼に着く。
長沼は静かな、山の湖だった。
正面に目指すチセヌプリの山頂がみえる。
(写真上:長沼と正面のチセヌプリ)
長沼の右側の道を進む。林の中の道で木々間から時々沼が見える。
長沼の最後からいよいよ登りとなる。考えていたよりつらい。見通しは悪い。
シャクナゲ岳の分岐まで登る。湯本温泉方面が眼下にひろがる。
下の方から湧き出す霧が吹き付け、霧の中にシャクナゲ岳が見え隠れする。
分岐から、まもなくチセヌプリの登り口に着く。ハイマツの中の道は急だ。
やや疲れているが、一登りで山頂に着く。山頂は風が強く、
さらにガスの中で何も見えない。寒い。ハイマツの中に潜り込み昼食をたべる。
山頂にも小さな池がある。少し待っても全く晴れない。雨でないことが、
せめての救い。早々に下山する。数人の登山者が上ってくる。
登っても見えないのに、ご苦労さん。心の中で思うも、自分達も
同じ。半分はあきらめているが、かすかな希望と、山頂まで登ったという
満足感のため、この程度の天候なら皆、登山は中止しない。
登山者の因果な宿命か。下山時、神仙沼湿原を散策する。紅葉で有名なところだ。
湿原からチセヌプリの山頂がみえる。今なら、山頂から少しは展望が開けている
かもしれない。
(写真下:神仙沼湿原からチセヌプリを見る)
秋の紅葉の時期にもう一度訪れよう。そう自分に言い聞かせながら帰路についた。
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アドバイス:残念ながら、
天候が悪く、チセヌプリのよさは分からなかった。しかし、長沼と神仙沼は
静かな、落ち着いた沼で、沼と湿原めぐりとして訪れてもよい。
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