黄金山(浜益富士) 739.5 m


登山口ー黄金山(新道)

平成23年 6月4日(土) 曇り  山本公雄・洋子
   登山口(7:40)ーーー(8:15)新道/旧道分岐ーーー(9:40)新道/旧道合流点ーーー(9:50)山頂(10:10)ーーー(10:17)新道/旧道合流点ーーー(11:20)新道/旧道分岐ーーー(11:40)登山口
 登り:2時間10分 下り:1時間30分 全行程3時間00分


 天候は期待できない。まだ、登ったことのないピンネシリを目指す。ところが、道民の森からの登山口の入り口がわからず、最近登った人から、黄金山に花がたくさん咲いていたとの情報があったので、そのまま北上、浜益の黄金山を目指す。ずいぶん前に登ったことがあるが、今度は黄金山の入り口がわからない。畑で仕事をしていた人に教えてもらい、やっと入り口発見。やれやれ。

   
(見逃した標識・・・実田橋のところ)      (さらに10m奥の案内標識)

 奥の標識を右手に入るとあとは道なりで登山口に到着する。立派なトイレがある。なんと水洗、びっくり。駐車スペースも広い。

 
(駐車場とトイレ)      (登山口)
 林の中の登山道を行く。道はよく整備されている。道端にはスミレとニリンソウがいたるところに咲いている。根曲り竹のタケノコもある。タケノコを採りながらゆっくり登る。

  
(タチツボスミレ)

  
(ニリンソウ)

 まもなく、旧道の分岐に到着。旧道には、危険なところがあるというので、今回も新道を行く。途中見晴しの良い、平坦な笹原につく。山頂はガスで見えない。

 
(旧道の分岐・・・右手、新道を行く)      (途中見晴しの良い、平坦な笹原)     

 いよいよ道は急な登りとなる。いろいろな花が咲いている。

 
(エンレイソウ)      (シラネアオイ)     

 
(キバナイカリソウ)      (ヒトリシズカ)     

 あちこちにピンクのサクラソウが咲いている。とても美しい。エゾヤシオツツジもまだ咲いている。


( オオサクラソウの群生 )
 
(オオサクラソウ)      (ヤシオツツジ)     

 急な登りを花を見ながら登っていく。旧道の合流点につく。旧道を覗き込むと、道はかなり険しい。

 
(旧道合流点)      (山頂への登り)     

 山頂から降りてきた女性の方が言う。「上でお花見が出来ますよ。」最後の急な岩場を登ると大きな岩の上に着く。正面にさらに大きな岩が見えるが、山頂はさらにその奥にあった。山頂に着くも、まわりは全くガスで何も見えない。


      (山頂前のピーク)    
 
      (山頂)     

 山頂部には女性が言ったように、チシマザクラがまだ花をつけている。そして岩場に、ハクサンイチゲとアズマキクを見つける。

 
(チシマザクラ)  
 
(ハクサンイチゲ)      (アズマキク)     

 山頂で休憩して昼食をとり下山。そばにある浜益温泉で汗を流す。岐路、雲の中に黄金山の山頂が見えた。さすがに浜益富士、見事な風格である。


( 黄金山の山頂・・・浜益富士の風格 )

感想:
 前回この黄金山に登ったのは約10年前の7月。そのとき山の姿は強く印象に残ったが、花については記憶がない。人づてに花がきれいと聞いて再度の登った。なるほど、いろいろな花が咲いていた。とくにオオサクラソウは美しかった。山はその登る季節によって別な姿を見せてくれる。改めてその思いを実感した。