イワオヌプリ(1116m)


  五色温泉ーイワオヌプリ  


平らな山頂のイワイヌプリと緑のニセコアンヌプリ、手前は火口原


平成22年 9月26日(晴れ)  山本公雄・洋子

 五色温泉(10:00)―(10:40)大沼分岐―火口(11:00) 
―(11:10)山頂(11:20)―火口(11:35)―大沼分岐(12:00)― (12:30)五色温泉 
  登り 1:10  下り 1:10 全行程 2:30

 台風10号が釧路沖に去り、天気が回復するというので、イワオヌプリに向かう。

 
( ニセコの概念図 )

 風が強い。全体的には曇り模様。登るか迷ったが、天気は次第に晴れるはず。五色温泉から登山開始するイワオヌプリの山頂がわずかに顔を出している。右側が山頂だ。最初の登りの急斜面がに丸太の階段が出来ていた。なかなか登りやすい。

   
( わずかに顔を出すイワオヌプリ)    (新しく出来た丸太の階段)

 最初の登りを過ぎると平坦な道がつづく。やがて広場。正面にニトヌプリが見える。ここを右手に下り、5分ほどで視界が開け、イワオヌプリの斜面と右手にはニセコアンヌプリ遠望出来る。ここは大沼分岐。標識があり、そのまま左に行くと大沼、イワオヌプリは右の尾根に登る。

   
( 広場からニトヌプリ双頭・・・右が山頂)    (イワオヌプリの斜面・・・山頂は見えない)

  
( ニセコアンヌプリ遠望)    (大沼方面の標識)

 いよいよガレ場の登り。登ってゆくと左手にニトヌプリとその登山道と小さいながら鋭い山頂の小イワオヌプリが見える。

 
 
( 双頭のニトヌプリとその登山道 )    

 急斜面を過ぎると広いガレ場。前を行く登山者と湧き上がる雲。風は強い。
 
 
( 前を行く登山者と湧き上がる雲 )    

 山頂に着く。正面に ニセコアンヌプリが雄大に聳える。前に登った登山者も下り、山頂は無人。
羊蹄山はセコアンヌプリに隠れて見えない。


  (イワオヌプリの山頂、正面にニセコアンヌプリが聳える)

 ニセコアンヌプリを眺めながら、軽く昼食を食べ火口を一周するコースで下山する。



( 火口を一周するコースで下山 )

 大沼とその右手にワイスホルンのなだらかな山容が美しい。背後には岩内の街並みと日本海が見える。

 
( 大沼とワイスホルン)    

 振り返ると イワオヌプリを目指す人影。ニセコアンヌプリが大きく聳えていた。

 
( イワオヌプリを目指す登山者の人影 )



感想 :  
 1年ぶりのイワオヌプリ。五色温泉の急斜面に丸太の階段が出来ているのにはびっくり。ずいぶん登りやすくなった。紅葉も期待したが、やっぱりまだ早かったが、それでも山は美しかった。この山は何度も訪れているが、いつも満足して帰ることのできる山だ。