オランダの牧師の子として生まれたゴッホ。27歳になって画家を志し、
37歳にピストル自殺するまでの10年間に、主としてフランスで製作活動
を行い、約2000もの作品を残す。しかし、生きているうちに
売れた作品はたったの1枚という。 精神病を患っていたといわれるが、南フランスのアルルでの生活の時期は 躁状態で、黄色を好み、住居兼アトリエを「黄色い家」と名づけた。 太陽の象徴の黄色いひまわりは特に好きな花で、 そこに生命の源を見ていた。ひまわりを描いた作品は12点あり、 左の絵は損保ジャパン東郷青児美術館所蔵の「ひまわり」で、58億円で手に入れたといわれている。 |