大雪山: 赤岳(2078m) 白雲岳(2230m)


銀泉台ー赤岳ー白雲岳

平成26年7月26日(土) 曇り・小雨  山本公雄・洋子
銀泉台(8:10)-(8:45)第一花園-(9:10)第二花園-(9:40)駒草平ー(11:00)赤岳ー(12:20)白雲岳
 -(14:50)第二花園-(15:30)銀泉台    登り4:10  下り 3:10  

 大雪山・赤岳登山を計画する。天気は曇りの予報。銀泉台の駐車場はすいていた。
出発するとまもなく 第一花園の斜面が見える。 ここは秋の紅葉が見事だ。

 
  ( 第一花園の斜面が見える・・・ここは秋の紅葉の絶景ポイントだ)

第一花園までは林の中、ゴゼンタチバナ カラマツソウが咲く。ゴゼンタチバナは葉が6枚のものに 花が咲く。4枚の葉のものは花をつけない。第一花園の花を見ながら、斜面をトラバース。


 
( ゴゼンタチバナ カラマツソウ )

 
( ミヤマリンドウ  エゾヒメクワガタ )

ハイマツのトンネルを過ぎると第二花園に到着。雪渓が残っている。 雪が解けたところにはお花畑。

 
  ( 第二花園は雪渓、雪が解けたところには花が咲く)


(雪解けあとに咲く エゾコザクラ)

  第二花園を過ぎると、静かな 奥の平。ここはチングルマの群生地。

 
( 奥の平、ここはチングルマの群生地 )

 いよいよ稜線にでるとそこは駒草平。コマクサがいたるどころに咲く。

 
( 駒草平のコマクサ )

平らな道がつづく。正面に第三雪渓がみえてくる。第三雪渓はつらい登りだが、周りはお花畑。花 を見ながらゆくり登る。

 
( 第三雪渓がみえてくる )

 
( エゾコザクラ     アオノツガザクラ )

 第四雪渓を行く。ここも美しいお花畑だ。

 
( 第四雪渓 まわりはお花畑)

  第四雪渓を登るとガレ場となる。岩陰にエゾツツジが咲いている。 赤岳の山頂の岩峰が見えてきた。

  
( エゾツツジ)

 
( 赤岳の山頂の岩峰 奥は北鎮岳  )


 
(  赤岳から望む旭岳  )

 天候は良くないが体調がいいので白雲岳まで行くことにする。なだらかな小泉岳へ向かう。 不毛の大地に見えるガレ場の道だが、よく見るといろいろな花が咲いている。


( なだらかな小泉岳へ向かう)

 
( チシマギキョウ イワギキョウ )

 
( クモマユキノシタ チシマツガザクラ)

 
( エゾタカネツメクサ  エゾイワツメクサ )

 緑岳の分岐が小泉岳。北海岳の分岐から白雲岳へ向かう。なだらかな火口跡の道を進む。 斜面はお花畑。

 
(小泉岳から白雲岳を望む )

 
(白雲岳の火口の中を行く )

 
( 黄色のアオノツガザクラと赤いエゾノツガザクラ)

 山頂に着く。空は曇っているが白雲岳は大雪山の中心だ。旭岳を望む。

 
( 白雲岳から展望  旭岳を望む )

 
( 白雲岳の山頂)

 
( 白雲岳下山路からの展望 )

 小雨が降ってくる。次第に雨脚が強くなる。雨具をかぶっての下山となった。

感想: 
   天候には恵まれなかったが、その分、高山植物の花は美しかった。 ここは次から次へとお花畑が現れる。