黒岳(1984m)・桂月岳(1938m)


層雲峡ーリフト7合目登山口 ー 黒岳 ー 桂月岳

平成25年 9月28日 晴  山本公雄・洋子
層雲峡 -7合目登山口(7:45)ー(9:30)黒岳-(9:45)黒岳石室-(10:20)桂月岳 
ー(10:40)黒岳石室ー(11:10)黒岳ー(12:10)リフト7合目登山口
  登り2:35 下り1:50 全行程4間25分

 紅葉の状態はどうだろう?1週間ほど前に黒岳の紅葉のニュースが流れていたから、もう少し遅いかもしれない。天気予報は秋晴れが期待出来る。ロープウエイ、リフトを乗り継いで7合目登山口につく。紅葉は終わり晩秋の風情。リフトの足元にはリンドウ。白花もある。

 
(ロープウエイ)        ( リフト )


 
(エゾオヤマリンドウ)        ( 残っていた紅葉 )

 リフト終点から登山。ニセイカウシュッペを振り返りながら登る。ナナカマドの葉は落ちてしまっているが、赤い実が美しい。

  
(  ナナカマドとニセイカウシュッペの山並み  )    

 谷に目を落とせば晩秋の錦絵。

  
(  層雲峡の谷の錦絵  )    


 
(招き岩とナナカマド)        ( 黒岳山頂 )

  
(  黒岳山頂からお鉢方面を望む  )    

 石室へ向かう。奥に北鎮岳、手前に凌雲岳。麓に石室が見えてきた。


( 遠く北鎮岳、手前に凌雲岳。麓に石室 )

 石室に到着。背後に桂月岳。

 
( 石室の背後の桂月岳。小さな丘の風情 )


 桂月岳への道はメインの登山から離れているので整備されていないので山道らしい。クロマメの木が実をつけ、紅葉になっている。実をつまんで食べると甘酸っぱくブルーベリーのよう。

 
( 岩道のまわりはクロマメの木の紅葉と実)

 岩の積み重なった山頂に着く。凌雲岳・上川岳の稜線がつづく。

 
( 桂月岳から凌雲岳・上川岳の稜線を望む )   

 
(山頂から見る黒岳の崖)  (記念写真)

 石室へ下山、黒岳へ戻る。晴天の中に黒岳の山頂は雄大に聳えていた。

  
   ( 黒岳への登り。背後は北大雪 )


*感想*
 「富士山に登って、山岳の高さを語れ。大雪山に登って、山岳の大きさを語れ。」と紀行文を残した、文豪・大町桂月にちなんで名づけられた桂月岳。石室の背後に聳える丘のような小さな山だ。まだ整備されていないので昔の山らしい風情が残っている。夏にはコマクサが咲く。黒岳からちょっと足を延ばすのにいい山だ。