樽前山(西山) 995m


7合目ー西山分岐ー風不死岳分岐ー7合目


平成24年 6月24日(日) 曇り  山本公雄・洋子
 五合目(11:00)--- 7合目(11:45)---(12:45)東山分岐---(13:00)樽前神社---(13:25)西山分岐---(13:50)東山稜線--(13:55)932m峰分岐---(14:10)風不死岳分岐---(14:40)7合目---(15:10)五合目
登り(西山分岐まで):2時間25分 下り:1時間45分 全行程4時間10分

   
 
( 樽前山概念図と登山コース )

 体調があまり良くないので、樽前山を目指す。ゆっくり出発したところ、なんと5合目で足止め。7合目の駐車場が満杯なためという。こんなことは初めて。5合目から歩くと7合目まで45分かかるという。何人かの登山者が登ってゆく。仕方なく道わきに駐車して車道を歩くことにする。途中下山してくる車があると、かわりに5合目で待っていた車が許可され、我々を追い抜いてゆく。我々も5合目で車で待機していた方が良かったかも知れない??

 
( 5合目で通行止め )     

 
( 7合目の登山口の駐車場 )     

 7合目の駐車場に着く。登山口だ。東山への登山道を登る。登ると間もなく「風不死岳」「支笏湖」が望まれる。


( 左:932m峰と右:風不死岳が見える )     

 
 
( 支笏湖遠望 ) 

 やがて、見通しが良くなり、外輪山の尾根が拡がる。まもなく東山への分岐。分岐に着くと正面に荒々しい溶岩ドーム。奥に西山のピーク。雄大な眺めだ。

 
( 外輪山をあるく登山者 ) ( 東山分岐  )     

 
 
( 左:西山    右:溶岩ドーム ) 

 分岐から通常は東山を目指すが、今日は西山へ向かうこととする。ところが、歩き出して間もなく濃い霧が発生、視界を遮る。ガスのなか 樽前神社に着く。ここは、緊急時には数人なら、避難場所になりうるだろう。

 
( 東山山頂を望む )      ( ガスの中の樽前神社 )     

 さらにガスの中の道をゆく。まわりはイソツツジがいたるどころに咲いている。溶岩ドームもガスに包まれている。

 
( ガスの中のイソツツジの道  )     

 
( 溶岩ドームもガスの中 ) 

 やがて、西山の登り。分岐に着く。ガスが濃いので西山山頂をあきらめ、東山からの稜線を下り、風不死岳の下山路から7合目へ下山コースをとる。しだいにガスが晴れて支笏湖が見えてくる。一面はイソツツジ。マルハシモツケ、コケモモ、イワブクロ(=タルマイソウ)も咲いている。


( イソツツジと支笏湖遠望 )


( イソツツジと東山の斜面 )

 
  
( イワブクロ=タルマイソウ )         ( イソツツジ )

  
( マルハシモツケ )         ( コケモモの花 )



  感想:
 イソツツジの満開の樽前山だった。不安なガスの中の道と晴れた快適な下山路。いつ来ても樽前山は楽しめる。タルマイソウ(イワブクロ)の満開の時期はもう少しあとだ。
 今回、初めて5合目で足止めされた。車道を45分+30分歩くことになった。今度来るときは早く来よう。