上ホロカメットク山(1920m)-三峰山(1866m)


十勝岳温泉 ー 上ホロカメットク山 ー三峰山  ー 十勝岳温泉

 
平成24年 9月8日 快晴  山本公雄・洋子
十勝岳温泉登山口(7:10)ー(7:40)安政火口ー(8:05)カミホロ分岐ー(9:30)上富良野岳山頂ー(9:55)上ホロカメットク山(10:15)ー(10:25)上富良野岳山頂ー(11:10)三峰山ー(12:15)富良野岳分岐ー(13:50)カミホロ分岐ー(14:05)安政火口ー(14:30)登山口
  登り4:00(三峰山まで) 下り3:20 全行程7時間20分

 天気は快晴。再び十勝岳を見に上ホロカメットク山を目指す。登山口の十勝岳温泉から出発。いつも登る道だが、先日登った三段山を左手に、正面に安政火口と上ホロカメットク山が見える。


  
(  十勝岳温泉駐車場  )    (安政火口と上ホロカメットク山)

 三段山への崖尾根コースはまだ通行止め、崩壊の心配があるという。分岐をすぎて間もなく熊の糞を見つける。まだ新しいようだ。昨日の夜のものか?こんな人通りの多い道に熊がいるとは!びっくり。あわてて、しまっていたクマよけ鈴を取りだしぶら下げる。

  
(三段山崖尾根コースは通行止め)        (熊の糞)

 安政火口を過ぎ、斜面をトラバースしてかみふらの岳への分岐に到着。標識が壊れていて方向がわかりづらくなっている。

  
(安政火口は荒々しい)      (分岐の標識・・・壊れて方向が分かりずらい)

 急な階段を上り、D尾根稜線に出ると、十勝岳の雄姿。そして右手には富良野岳。最高の眺めだ。
  
(D尾根稜線に登ると十勝岳)      (八つ手岩)

 
(左:三峰山と奥:富良野岳)

 八つ手岩など上ホロカメットク山の安政火口側は荒々しい。その奥に聳えるなだらかな十勝岳の姿は優雅だ。

 
(十勝岳と上ホロカメットク山)

 主稜線に出るとかみふらの岳の標識がある。目前に上ホロカメットク山。山頂まではあと一息のわずかな距離だ。

 
(かみふらの岳からみる十勝岳と上ホロカメットク山)

 
 
(かみふらの岳山頂)  (上ホロカメットク山の山頂)

 上ホロカメットク山の山頂で休憩。下からみると崖の上に見えるが、山頂は平坦で広い。正面には十勝岳。背後に富良野岳

 
(上ホロカメットク山の山頂から優雅な十勝岳)

 
(上ホロカメットク山の山頂から富良野岳)

 天候が良いので、三峰山へ縦走することとする。正面に聳える富良野岳をみながら縦走開始。ときどき十勝岳・上ホロカメットク山を振り返る。快適な稜線歩きを楽しむ。

  
(登ってくる登山者)      (三峰山と富良野岳)


 
(十勝岳・上ホロカメットク山を振り返る)



 
(正面に聳える富良野岳)

*感想*
 上ホロカメットク山と富良野岳の縦走路。三峰山を越えながら快適な稜線歩きを楽しめる。今回5か所で熊の糞を見つけた。たくさんの登山者がいるこの山でびっくり。こんなことはいままでなかったが・・・。8月末に上ホロカメットク山の避難小屋近くで、登山者をみても逃げない熊が出たと注意ビラが登山口に置いてあったが、そのクマが十勝岳温泉近くに降りてきたのかもしれない。発見した熊の糞の位置は次の図のとおりだ。

 
(今回見つけた熊の糞)