五色温泉ーイワオヌプリ |
平成24年 7月8日(曇り) 山本公雄・洋子 |
五色温泉(12:30)―(13:15)大沼分岐―火口(13:45)―(14:00)山頂―(15:10)五色温泉 登り 1:30 下り 1:10 |
道の駅を寄りながら、昼過ぎニセコに到着。五色温泉からイワオヌプリを目指す。登山口のニセコ神社に日本山岳会会長も務めた佐々保雄 北大名誉教授の歌碑がある。碑文 「山を恐れず 山を怖れよ 山を愛し 山に逝く これもまた人生」。山に 逝った人をそっと見守っている心が感じられる文である。 ( 佐々保雄北大名誉教授の歌碑 背後にニセコアンヌプリ) 登山口の急階段を登ると林の中の道。道端にマイズルソウ、ゴゼンタチバナ、ツバメオモトなど、日影の花が咲いている。大沼への分岐地点からは見晴らしが開ける。アカモノ(イワハゼ)やイソツツジがかわいい。 ( マイズルソウの群落 ) ( ゴゼンタチバナ ) ( ツバメオモト ) ( アカモノ=イワハゼ) (イソツツジ ) 急斜面のガレ場を登るとやがて平らな火口原に着く。平らな山頂が見える。コースを右の稜線にとり、登る。しだいにニセコアンヌプリが大きく姿を現す。 ( イワオヌプリの山頂と背後のニセコアンヌプリ ) 山頂に着くと正面にはニセコアンヌプリ。振り返るとニトヌプリとチセヌプリ 。五色温泉も眼下に見える。 ( イワオヌプリの山頂の標識・・・遠くニトヌプリとチセヌプリ ) ( 正面にニセコアンヌプリ) (眼下に五色温泉 ) 山頂で ニセコアンヌプリを望みながら休憩。羊蹄山はニセコアンヌプリに隠れて見えない。少し休んでから、いつものように火口をぐるっと回る。火山灰のイワオヌプリと緑のニセコアンヌプリの対比が何とも見事。 ( イワオヌプリとニセコアンヌプリ) 眼下に大沼、遠く目国内岳。ゆっくり展望を楽しみながら下山する。 ( 大沼と双頭のワイスホルン ) ( 奥のチセヌプリの右手に目国内岳がちょっぴり顔を出している) |
感想 : イワオヌプリは低い山であるが、高山の雰囲気を持っている。緑のニセコの中で特異な硫黄の山だ。いつ来てもイワオヌプリは楽しめる。 |