大雪・赤岳 2078m


銀泉台登山口ー赤岳ー登山口


平成23年 8月13日 快晴  山本公雄・洋子
 銀泉台登山口(7:30)ーーー第一花園(8:00)ーーー第二花園(8:30)ーーー駒草平(9:00)ーーー(10:20)赤岳山頂(10:30) ーーー第二花園(12:00)ーーー第一花園(12:10)ーーー(12:40)登山口
登り2:50 下り2:10 全行程5時間10分

 快晴の天気予報。大雪山、赤岳を目指す。早朝札幌を出発。朝焼けがきれだ。


(朝焼けがきれい)

 銀泉台に入る。広い駐車場に止める。ここはすでに1500mの高さがある。古い小屋はもうない。森林管理事務小屋と奥にトイレ小屋がある。道路わきに水場が作られていて、冷たい水がホースで引かれている。そのまま広い道を進むとまもなく登山道の入り口。

 
( 入山届を記入 )     (いよいよ登山道)

 登り始めて10分ほどで、展望が開け、第一花園の斜面が見えてくる。
ここは秋の紅葉が素晴らしい。


(第一花園 ここは秋の紅葉が素晴らしい)

 第一花園はチングルマは終わっていたが、アオノツガザクラは満開に咲いている。

 
( アオノツガザクラ )     (エゾヒメクワガタ)

 第二花園に到着。まだ雪渓が残っている。雪渓の周りはチングルマ・アオノツガザクラ・エゾコザクラのお花畑。ここは、このコース最大のお花畑。
背後には、ニセイカウシュッペの山並みが聳える。


(第二花園・・・雪渓で遊ぶパーティ)



( ニセイカウシュッペの山並み)



( チングルマ・アオノツガザクラ・エゾコザクラのお花畑)



(エゾコザクラ)

 奥の平を越えてゆくと、急に展望が開け、コマクサ平に着く。あたり一面にコマクサが咲いているが、時期は過ぎ、少し枯れているものが多い。

  
(コマクサ平、まわりにたくさんのコマクサ・・・時期としては遅い)

 コマクサ平を過ぎると快適な高原の道。第三雪渓が見えてくる。


(コマクサ平を過ぎると高原の道)


(第三雪渓)

 第三雪渓の登りはこのコースの最大の登り。苦しい登りであるが、高山植物が美しく咲く。


(花畑の第三雪渓)


 
(エゾコザクラ)  (キバナシャクナゲ)
 
(イワギキョウ)  (チングルマ)

 第三雪渓を登ると、再び平坦な道がつづく。やがて、第四雪渓が見えてくる。


(第四雪渓)

  第四雪渓を過ぎるともう山頂は目前。広いガレ場。ここは風が強い。岩の山頂が見えてくる。


(岩の赤岳山頂と右に北鎮岳・凌雲岳)

 赤岳山頂に着く。風が強く、寒いくらい。いつもここは風が強い。

 
(  赤岳山頂  )

 赤岳山頂からの展望は素晴らしい。白雲岳、旭岳、北鎮岳が聳える。


(左、白雲岳、遠く右奥に旭岳)


(雪渓残る北鎮岳)

 小泉岳までの行きたかったが、風が強いので断念。食事をとって下山。雄大な展望を楽しみながら下山できるのも赤岳の大きな魅力だ。


(赤岳山頂から下山開始)


(第三雪渓を下る)


(東大雪の山々もくっきり姿を見せる)

     
感想 :  赤岳にはお花畑がたくさんある。いつの時期にきても、何処かのお花畑がきっと美しく 迎えてくれるはず。駒草平のコマクサは見事だがなかなか時期が難しい。自然の中で見るコマクサは可憐。この山はいつ来ても優しく迎えてくれる山だ。