十勝岳温泉登山口ー富良野岳 |
平成22年 7月11日(曇り) 山本公雄・洋子 |
十勝岳温泉登山口(8:40)ー(9:10)安政火口ー(9:40)カミホロカメットク分岐ー(11:00)稜線分岐−(11:40)山頂(12:00)ー(12:20)稜線分岐ーー(13:30)カミホロカメットク分岐ー(13:50)安政火口ー(14:15)登山口 登り3:00 下り 2:15 行動時間 5:35 |
天候は曇り。展望は難しいだろう。お花畑に期待して富良野岳を目指す。登山口の十勝岳温泉凌雲閣前の駐車場は広いが満車。は道路わきに駐車する。 安政火口への道を進む。三段山はガスの中。正面の上ホロカメットク山と安政火口がうっすらと見える。 (安政火口へ向かう) ガスの中を歩いて行く。カミホロカメットク分岐の所など、沢沿いにはまだ雪渓が残っている。 ( ガスの中に雪渓がみえる・・・上ホロカメットク分岐の雪渓) 道沿いに高山植物が見られる。 ( ヨツバシオガマ) (エゾヒメクワガタ) 稜線にでる。ここは正面に三峰山と十勝岳が遠望できる場所であるが、今日は何も見えない。 ( 稜線の分岐で休憩する登山者・・・まわりはガスで何もみえない) ここから、富良野岳の山頂までは美しいお花畑がつづく。いろいろな花が咲いている。とくに田中澄江著:「花の百名山」の富良野岳で取り上げられたハクサンイチゲの群落が見事だ。 ( ハクサンイチゲ )
( イワカガミ) (ハクサンチドリ)
( ツガザクラ) (アオノツガザクラ) (エゾコザクラ) なんと、リシリヒナゲシが咲いている。これはだれかのいたずらか!たくさんの花をつけているコマクサを見つける。 そして、登山道の真ん中にエゾルリソウが咲いていた。この花は花の色が高貴で大好きな高山植物だ。今回初めて富良野岳で見ることができた。 ( イワキキョウ) (リシリヒナゲシ) ( コマクサ) (エゾルリソウ) 花に夢中で、写真を撮りながら登る。山頂が見えてきた。最後の登りで山頂につく。随分混んでいる。人混みを避け横のピークにたたずむ人もいる。 ( 山頂がみえてきた) ( 山頂横のピークでたたずむ人) ( 記念写真 ) 昼食を食べて、下山する。ややガスが切れ、ハクサンイチゲの斜面の中に下山路が姿を現した。花を見ながらゆっくり下る。 ( ハクサンイチゲの斜面の中につづく下山路) |
感想 : 富良野岳は十勝連峰の端にあり、展望もすばらしい山であるが、今回はガスの中。それでも美しいお花畑を心から楽しむことができた。 |