登山口ーアポイ岳ー登山口 | ||
平成23年 5月3日(日) 晴 山本公雄・洋子 | ||
登山口(10:35)ーーー(11:50)5合目小屋ーーー(12:30)馬の背ーーー(13:30)山頂ーーー(14:00)馬の背
ーーー(14:40)5合目小屋ーーー(15:50)登山口 登り:2時間55分 下り:2時間20分 全行程5時間15分 | ||
(概念図ーパンフレットから) 今年のゴールデンウイークは天候不順。さらに寒く、花の時期も遅れている。花は期待できないが、たった1日だけあった晴れの日にアポイを目指す。 駐車場になっているビジターセンターから出発。 (ビジターセンター) (標識) まさかの熊の注意のビラが張られていた。その出没場所の沢には登山靴を洗うブラシが置いてある。ここでアポイに登る人は靴を洗って下さいとのこと。アポイの自然を守る目的である。 (ヒグマの注意) (靴の洗い場の沢においてあるブラシ) 登山道はまだ花は少ない。ひっそりとショウジョウバカマとヒメイチゲが咲いていた。 (ショウジョウバカマ) (ヒメイチゲ) 気持ちのよい林の中の登山道がつづく。5合目の山小屋に着く。 (林の中の登山道) (5合目山小屋) 5合目からは一気に展望が広がる。今日のアポイ岳の山頂は雲の中。馬の背への登りはけっこう急だ。 (アポイ岳の山頂は雲の中) (馬の背への急な登り) 時期が良ければ花咲く道であるが今回はまだ早い。花はわずか、それでも華やかなサマニユキワリを見つけ感動する。 (フイリミヤマスミレ) (キジムシロ) ( 美しいサマニユキワリ ) 馬の背に着く。ピンネシリとその背部に日高山脈の主稜線の残雪が輝く。 ( ピンネシリ ) 休憩して昼食を食べ、アポイ本峰に向かう。ここは気持ちのよい尾根道。まだ花は咲いていない。途中に1か所日高草が咲く場所があるはずだが、忘れてしまった。もっとも、今回はまだまだ咲いていないが・・・。 ( アポイ山頂を目指す ) 間もなく山頂に着く。白樺に囲まれ、ここは見通しが悪い。かなり人が混み合っている。標高は低いが5合目からずっと岩場なのに、なぜか、山頂は木に囲まれている。「アポイ岳の不思議」だ。早々に下山とする。眼下に海岸線がつづいている。 (アポイ岳の山頂) (馬の背への下り) 5合目まで来ると、今度はアポイ岳の山頂がくっきり見えた。最後にアポイを望み、下山する。 ( 下山時、アポイ山頂はくっきり見えた ) | ||
感想: 今年は花が遅れ、花はわづか。それでも美しいサマニユキワリを見つけて、感動した。本当に日高草は幻の花になるかもしれない。心配です。 |